※このページには広告が含まれています。
- Notionはどう使うの?
- 操作画面はどんなの?
- まずどの操作から覚えるべき?
こんな悩みを解決します。
新しくツールを導入するときは「思っていた操作ができなかった!」と時間を無駄にして後悔したくありません。
特にNotionは高機能な反面、慣れるまで操作が難しくて挫折することもあるので、事前に不安をなくしておきたいです。
私は現在も仕事にNotionを使い、タスク管理を中心に業務を効率化しながら、営業目標に取り組んでいます。
このページでは、これまで仕事にNotionを使ってきた経験も踏まえて、まず覚えるべきNotionの基本操作と画面構成をご紹介します。
内容を読むと、これからNotionを始める皆さんが実際の操作画面を見ながら、まず覚えるべき操作が以下の4ステップでわかります。
- ステップ1|画面構成を把握する
- ステップ2|サイドバーの基本操作
- ステップ3|エディターの基本操作
- ステップ4|操作全般
操作感まで一緒に確認したい場合は、以下ページを参考にNotionアカウントを登録して、実際に操作しながら読み進めてください。
Notionとは、仕事に役立つ万能アプリ
Notionとは
- タスク管理やメモなど、仕事のあらゆる場面で使える万能アプリ
- 無料で始めれて、個人・複数人でも使える
- 様々な情報をつなげて一元管理できる、高機能ツール
で、仕事のあらゆる場面で活用できます。
高機能さがメリットな反面、操作が難しいというデメリットもあるので、まずは最低限の基本操作から覚えると良いです。
操作はパソコン・スマホ・タブレットなどあらゆるデバイスで可能で、外出先でも仕事が滞らずスムーズに進めれます。
Notion社はアメリカのカリフォルニア州に本社があり、2021年には時価総額100億ドル(約1.4兆円)以上に成長しているユニコーン企業です。
Notionのミッションは「自分が使いやすいアプリを誰もが作れる世界にする」です。
Notionの基本操作と画面構成|4ステップ
Notionを導入したての初心者の皆さんに「まずはこれを覚えるべき!」という基本操作に絞ってご紹介します。
以下4ステップでご紹介します。
- ステップ1|画面構成を把握する
- ステップ2|サイドバーの基本操作
- ステップ3|エディターの基本操作
- ステップ4|操作全般
基本操作から始めるべき理由
Notionを使いこなすには、基本操作を覚えてから他の操作へ広げると良いです。
理由は
- Notionにできることはとても多い
- ある程度パソコンに詳しいビジネスパーソンでも操作が難しい
- 使いこなせずに挫折することがある
からです。
例えば、Googleワークスペースを愛する私の同僚も「Notionは難しい」と1日で挫折していました。
いろんな機能を使いこなせたらかっこよくて、仕事もはかどり気持ち良いのは事実です。
それは操作に慣れてからでも遅くないので、Notion初心者の皆さんは、このページの基本操作を実践して1つの用途に絞ってまずは実務に使い始めるべきです。
これからご紹介する4ステップで基本操作を学び、Notionを仕事で活用するためのスタートダッシュを切りましょう!
ステップ1|画面構成を把握する
まずは画面が以下2部分に分かれていることを把握します。
- サイドバー(左部分)
- エディター(右部分)
サイドバーは、設定・ページ・テンプレートの選択などを操作します。
エディターは、文章・画像・データベースなど(ブロックと呼ぶ)を配置して自由自在にページを作ります。
エディターでページを作ることがNotionの中核機能ですね。
ステップ2|サイドバーの基本操作
サイドバーでまず覚えるべき操作は以下5つです。
他にもサイドバーでは以下の操作ができます。
- ワークスペースの切替|アカウントも切替できる
- 【必須】検索
- 更新一覧
- 設定
- 【必須】新規ページ
- セクション|【必須】お気に入り・チームスペース・シェア・プライベート
- 【必須】テンプレート
- チームスペース一覧
- 【必須】インポート
- ゴミ箱
すべての操作は別ページでご紹介しています。
テンプレートを入手
Notion初心者は「テンプレート」を必ず使うべきです。
理由は、1からページを設計する必要がなく好みの用途でそのまま使えて、すぐ仕事に活用できるためです。
- 「仕事」「学校」などの用途から選択できる
- 「営業」「採用」「マーケティング」など職種で選択可能
- 「Todoリスト」「ドキュメント」「Wiki」など使い方で選べる
ので、皆さんに合ったテンプレートを見つけやすいです。
ページを1から作るのは時間も知識も必要でハードルが高いので、まずは以下の手順でテンプレートを導入しましょう。
サイドバー下部「テンプレート」をクリック
使いたい用途を選び「テンプレートを入手」をクリック
プライベートセクションに追加
「チームスペースに追加」でも良いですが、メンバーにも見れる状態になるので、「プライベート」が無難ですね。
ページが開きます。プライベートセクションの最下部にページができています。
※複数ページが同時に作成されるテンプレートもあります。
より多くのテンプレートから選びたい場合は、以下のリンク先も参照ください。
新規ページを作成
新たなページを作ります。
ページに情報をまとめると
- マイページだと、タスク・タスク実行ボタン・スケジュール・メモ・ブックマーク
- Wikiページだと、社外情報・社内マニュアル・部署ごとの情報
- チームページだと、会議の議事録・販売状況
など、子ページを整理して配置でき、情報を集約できてアクセスしやすいです。
サイドバー上部「新規ページ」をクリック
ページ左上の追加先を「プライベートページ」または「該当のチームスペース」を選択
「ページタイトル」または「内容」を入力すると、セクションの最下部にページができます。
何も入力せずに画面を移動すると、新規ページの作成は中断されます。
今あるページの中に子ページを作る方法はステップ3でご紹介します。
インポート
他ツールのタスク管理情報・メモなどをNotionへ移行できます。
過去の情報も引き継げるので、安心してNotionを始めれます。
例えば
- Asanaのタスク管理情報をNotionに移行する
- Wordの議事録をNotionへ集約する
- その他ツール上にあるデータをNotionへ移す
など、Notionへ情報を移せます。
サイドバー下部「インポート」をクリック
該当のアプリ・ファイル形式をクリック
①ファイルを選択
②アプリの場合は、ログイン後にファイルを選択
インポートできたページが開き、完了です。プライベートセクションの最上部に追加されます。
※インポートが完了しない場合は、選択項目とファイル形式が合っていない場合があるため、再度ファイルの内容とインポートの種類を確認しましょう。
上図のように「インポート中」で画面が動かない場合は、1度ページを閉じて新たに開くと良いですね。
お気に入り
頻繁に使うページをお気に入りに設定すると、お気に入りセクションにページを追加できます。
頻繁に使うページにアクセスしやすいうえ、見失いにくく、効率的です。
例えば
- マイページ
- タスク管理
- メモ
- スケジュール管理(カレンダー)
- 社内Wiki
など、頻繁に見るページを入れておくと良いです。
順番もドラッグ&ドロップで入れ変えれます。
お気に入りの追加はステップ3をご覧ください。
あわせて「設定」の「個人設定」で「起動時に開く」を「サイドバーのトップページ」にすると、Notionを開くときに常時お気に入り最上部のページを開けれます。
日々の作業効率があがるので、必ず「お気に入り」を使いましょう。
検索
Notion内に含む全てのデータ(ページ内の情報まで含む)を検索できます。
あるキーワードで過去の情報を振り返りたいときに
- 日付順で並べて表示できる
- ページを指定して絞り込んで検索できる
- ページの内容まで読み取って検索してくれる
ため、情報を見つけやすくて重宝します。(モバイルでは絞り込みができないのでご注意ください。)
サイドバー上部「検索」をクリック(ショートカットにも対応|[Ctrl]+[P] または [Ctrl]+[K])
「条件を指定」「キーワードを入力」
該当のページをクリックして開きます。
※[Ctrl]+[F]の検索も有効ですが、今開いているページに見えているキーワードから検索されるので、網羅性は低いです。(トグル内・ページ内の情報は検索にヒットしない)
以上の5操作は導入初期からずっと使うので、まず始めに覚えておきましょう。
ステップ3|エディターの基本操作
エディター(ページ)でまず覚えるべき必須の操作は以下9つです。
ここでつまづく人が多いですが、中核機能にあたるため大切です。
Notionを使う用途を先に決めておくと、どの部分に必要な操作かイメージしやすいです。
詳しくご紹介します。
子ページの作成
ページの中に新たなページを作ります。
ページに関連する詳しい内容を子ページに追記することで、情報を整理しながら追加できます。
例えば
- 1つのメモを入力する
- 1つの他社情報を入力する
- 1つのタスクを入力する
など、1つのページに1つの情報を入れます。
ブロックの作成で「ページ」をクリックします。
ページタイトルを入力します。
リンクやデータベースには、以下のように入力した「ページタイトル」が表示されます。
トップページの作成はステップ2でご紹介します。
ブロックの作成
ページの中にブロックを作成します。
ページは全てブロックで作られ、27種類のブロックがあります。
例えばこれらを使うと
- 文章の作成
- 表の作成
- データベースの作成
- 子ページの作成
- 画像の埋め込み
などできて、これらを組み合わせて好きにページを作ります。
ページ内にブロックを作りたい場所をクリックします。下部に作りたいならEnterキーで下へ移動(ブロックを追加)できます。
縦棒が点滅している状態で半角[/]または全角[;](「スラッシュコマンド」と呼ぶ)を入力し、該当のブロックを選択します。
ブロック(ToDoリスト)が作成できました。
ブロック・テキストの編集
ブロックやテキストを編集できます。
例えば
- ブロックの複製
- ブロックタイプの変換
- テキストの色や太さを変える
などの操作が可能です。
ブロックを選ぶなら、左端の6点[⋮⋮]をクリックで選択(青く表示されます)
テキストを選ぶなら、該当の文字をドラッグ&ドロップ (青く表示されます)
で操作可能です。
段落を下げる
文頭の位置を下げ、文章のまとまりを作って見やすく表現します。
該当のブロックをクリックします。(※カーソルがテキストの文頭になくても大丈夫です。)
カーソル(縦棒)が点滅している状態で [Tab]キー を押して段落を下げる
[Shift]+[Tab] で段落を上げれます
ページの整理
ページをカテゴリごとに分けて、情報を見やすく整理します。
Notionを使うにつれて情報量は増えるので、ページの整理は必要不可欠です。
移動したいブロックの左端6点[⋮⋮]をドラッグ&ドロップで、移動先の場所へ動かします。
青線が表示されている場所でドロップする(カーソルを離す)と配置されます。
ブロックが移動します。
次に、ブロックを右端に移して2列以上の横並びに配置します。
ブロックが2列に配置されました。
※トグル内ではドラッグ&ドロップで列表示を作れないのでご注意ください。(ブロックタイプの変換で作れます。)
ブロックを他のページに乗せると、ページ内に移動します。
ページ内に格納されました。
ページをお気に入りに追加
ページをお気に入りに追加します。
サイドバーのお気に入りに表示され、頻繁に見るページへアクセスしやすくなり作業効率があがります。
ページ右上「☆」をクリックします。
お気に入り最上部にページが配置されます。
不要なページは、再度ページ右上「★」をクリックすると、お気に入りから削除できます。
データベースに内容と情報を追加
データベースに内容(ページ)と情報(プロパティ)を追加します。
Notionのデータベースは高機能で、入力するプロパティを使って様々な見方で分析でき、業務効率化の準備ができます。
ブロックの作成で「データベース:フルページ」をクリックします。
※「インライン」はページの境目がわかりにくく操作しづらいため、慣れてから使うと良いです。
タイトルを入力します。
右上「新規」をクリックします。
タイトルと本文を入力し、内容を追加します。
データベースに内容が追加されました。1行に1つの内容(ページ)が格納されます。
データベース見出し行の右部「+」で情報を追加します。
この情報を軸に、データベースのビューで様々な見方ができます。
データベースのビュー6種類
データベースのビューを6種類から選べます。
データを見たい用途にあわせてビューを作れます。
例えば
- 全ての情報を見たいときは「テーブル」
- 1~2軸で状況を把握したい場合は「ボード」
- 時間の長さを直感的に見たいときは「タイムライン」
- カレンダー形式は「カレンダー」
- シンプル使いは「リスト」
- 画像には「ギャラリー」
がおすすめです。
データベースのページタイトル下「+」をクリック
「テーブル」ビューを選択
「ボード」ビューを選択
「タイムライン」ビューを選択
「カレンダー」ビューを選択
「リスト」ビューを選択
「ギャラリー」ビューを選択
見たい情報に応じてビューを変更できます。
ページをWikiに変換
ページをWikiに変換できます。
Wikiにすると、配下にある子ページをデータベースのように扱えて、プロパティ・有効期限を設定できます。
該当ページ右上「…」の「Wikiに変換」をクリック
「詳しくはこちら」をクリック
「次へ」を3回クリック
「試してみる」をクリック
ページをWikiに変換できました。タイトル下で「ビューの変更と追加」「検索」が可能です。
以上がエディターの基本操作です。
他にもできることはたくさんありますので、より詳しく知りたい場合はすべての機能を紹介するNotionにできることもご覧ください。
ステップ4|操作全般
最後にNotion全般の操作を3つご紹介します。
詳しくご紹介します。
別ウインドウを開く
別ウィンドウを開くと、Notionを2画面で操作できます。
複数ページを見ながら操作したい場合に作業効率があがり、便利です。
Notionアプリを開いた状態で [Ctrl]+[Shift]+[N] で開けます。
タブで開く
タブでページを開きます。
日中に随時使うページを開いたままにできて、すぐ作業に移れて便利です。
Notionアプリで [Ctrl]+[T] または [Ctrl]を押しながらページをクリック で、別タブでページを開けます。
ショートカットキーとマークダウン
Notionではショートカットキーとマークダウン記法が有効です。
例えば
- ショートカット [Ctrl]+[P] で検索
- マークダウン「[] (半角スペース)」でチェックボックスを作成
など、活用すると操作性があがります。
参照:キーボードショートカット・マークダウン|Notion公式
以上4ステップをおさえておけば、基本操作は問題ありません。
Notionでよく使うキーワード
Notionでよく使うキーワードを操作画面つきでご紹介します。
- アカウント|1メールアドレスごとに持てる、ログインに必要な登録情報
- ワークスペース|チームや個人などの用途に分けて参加・新規作成する場所
- チームスペース|ワークスペース内で分かれるグループの最小単位
- プライベート|1ワークスペース内にある、自分にしか見えないページ
- ページ(エディター)|通常ページ・Wiki・データベースの3種類あり、多種多様なブロックを配置して作る
- ブロック|27種あり、組み合わせてページ作る
Notionの用語が分からないときに確認しましょう。
Notionを仕事に活用するメリット
Notionを仕事に活用すると
- 無料プランでもあらゆる業務に活用でき、自由度が高くて効率があがる
- クラウド上で情報を一元管理できてどこでも見れ、業務がサクサク進む
- タスク管理を起点に業務を可視化でき、業務全体を改善するきっかけになる
という特徴があり「業務効率化」と「成果をあげる」の両立が可能です。
詳しくはNotionを仕事に活用するメリットも参照ください。
一方で
- 高機能すぎて使いこなすのが難しく、慣れるまでに時間がかかり挫折しやすい。情報量も大きくなりがち
- 自由度が高く、使い慣れるとさらにカスタマイズしたくて時間を取られる
- クラウドサービスでたまに動作が重く、オフライン環境では本領を発揮できない。リスクもゼロではない
という欠点もありますが「まずは1用途に絞りテンプレートを活用」「追加のカスタマイズは時間を決める」「オンライン環境を整える」とNotionをうまく活用できます。
Notionにできること
Notionにできることは以下5点です。
- 3種類のページでデザインと装飾を駆使して、情報を見やすく扱える
- 27種のブロックと79種の連携ツールでページを作り、情報の一元管理ができる
- ショートカットキー・マークダウン記法が使える快適操作で、作業時間を短縮できる
- 複数人での閲覧・編集も、ユーザーやグループの権限設定と高度なセキュリティ管理(ほぼ有料)で、安心してチーム利用できる
- 複数アカウントを切り替えて様々なグループに所属でき、個人・ビジネス・副業など異なる用途でも一緒に使える
詳細はNotionにできる全機能を徹底解説もご覧ください。
Notionを実務で活用する方法
Notionを仕事に活用するなら、まず以下3つから始めると良いです。
- タスク管理
- メモ
- 情報の整理・保管・閲覧
理由は、Notionの基本操作を習得しながら実務にすぐ活用でき、他の用途へも応用できて業務全体を効率化する準備が整うためです。
他にも以下8つの日常業務に活用できます。
詳細はNotion(ノーション)を仕事に活用する方法|営業職にできる9つのアイデアもご覧ください。
Notionのタスク管理で業務を効率化する方法
Notionを活用して業務効率化を成功させるには、以下4ステップで可能です。
- Notionでタスク管理を行い、各業務にかける時間と成果のバランスを見極め、仕事全体を効率化する準備を整える
- どの業務の時間を削減するか決める|重要度・実現可能性で考える
- その業務の時間を削減する方法(手段)を決める|効果・コストのバランスを考慮する
- 振り返る|成果を可視化するとモチベーションの維持にもなる
削減した時間で、何をするかは皆さん次第ですが、例えば
- さらに仕事で成果を追求して、昇給・昇進を目指す
- 残業を減らして、家族との時間を大切に、ワークライフバランスを保つ
- 副業に取り組んで、新たなスキルを身につける
など、選択肢が広がります。
Notionを活用して、より働きやすい環境に変えていきましょう!
コメント